icl治療
ICL治療
眼内コンタクトレンズを使い、近視を矯正する手術
- 角膜を削らない
- 角膜の下の虹彩と水晶体の間に、柔らかい合成樹脂製のコンタクトレンズを挿入
- 白内障手術で用いる眼内レンズ(IOL)と違い、水晶体を残したままレンズを挿入
- 「有水晶体眼内レンズ」「フェイキック(有水晶体)IOL」と呼ばれる
- 日本では、2010年に厚生労働省に認可された
- 当初は、白内障を進めるリスクが 5%ほどあった
- 2014年に改良版のレンズが認可されたことで、白内障を進めるリスクが 0.5%ほどに下がった
- 手術は片目10分程で、日帰りで受けられる
- 事前に視力や屈折率などの一般的な検査に加え、三次元解析などで目の大きさを詳しく調べる等の検査が重要
- 「どのような場面で目を使うか」といったカウンセリングを行ってから挿入するレンズを決定
- 正確な検査結果を得るために、検査前にコンタクトレンズを外して生活(ソフトなら1日、ハードなら1週間)
- 抗菌薬などの目薬を一定期間利用
- 術後3日程度は洗髪・洗顔などを避ける
- 手術費用は両目で60〜80万円(公的医療保険の適用外)
関連
- 眼内レンズで近視矯正、ICL治療(朝日新聞2021年11月24日朝刊・生活面)
icl治療.txt · 最終更新: 2023/10/29 20:01 by 127.0.0.1